
こんにちは。
ウェディングデコレーターの新矢ヒカルです。
先日少し書いた「ウェディングプランナーになるには?」というブログ、
反響があり、お問い合わせをいただきました。
驚きです
そんな訳で同じタイトルでもう1つ書かせていただこうと思います。
私はウェディングプランナーの前に披露宴の司会者として
ブライダル業界に関わっていましたが・・・。
新郎新婦にもっと役立ちたいと色々な勉強をしました。
ヘアメイク教室、フラワーアレンジなど、定期的に講習会に行き、
勉強をしていました。
そして、そこに飽き足らず、あるドレスショップに行き、
ノーギャラでドレスの展示会に行き、フィッティングの仕方を教えてもらったり、
はたまた自分でドレスを着て、ドレスの選び方を自分で研究したり・・・
あくまでもウェディングプランナーになりたい!ではなく、
「役に立ちたい」という純粋な気持ちからの勉強でした。
普通のOLをやりながらの勉強だったので、
たぶん時間のやりくりが大変だったとは思いますが、
全く苦ではありませんでした。
その時に自分から勉強したことが、その語のウェディングプランナーとしての
仕事に大きくプラスとなりました。
私は新卒のウェディングプランナーは採用しません。
それは若い方が人件費が安いから、企業にとって大きなメリットはあります。
しかし!
それはウェディングプランナーにとっても、新郎新婦にとっても
いい結果には繋がらないような気がします。
このブログでも何回も書いてきたことですが、
結婚式の費用はけっして安くはないです。
その金額が2時間30分で商品としては消滅します。
その2時間30分に対する価値なんです。
そのお金(料金)の重さ、
そしてそれに対する責任感の重さ。
これは正直言って、申し訳ないのですが
ウェディングプランナーに向く人と向かない人が出てくるのが当たり前です。
新卒のウェディングプランナーの方はその年収を稼ぐ大変さを
知らないまま、ゲーム感覚にこの仕事を始めてしまいます。
ある会場では、週末にヘアメイクさんをはじめ、
いろんな業者さんもインカムをしています。
それなのにある週末に、新規担当のウェディングプランナーが
「500万一丁上がり~!」
って笑いながら、インカムでメッセージを飛ばすそうです。
私の知り合いであった業者さんはその会場でその言葉を聞いてから、
もうその会場のお仕事はお断りした、と言っていました。
・・・本当に心が痛みます。
けど、その新規担当のプランナーの方はたぶん悪気はなかったと思います。
だからこそ、問題は深いんです。
自分が自分らしく、仕事が出来る会場を見つけるのは
本当に大変だと思いますが・・・
自分が花嫁になった時に担当してほしくないようなウェディングプランナーに
ならなければいけないと思います。
自分で知識を増やし、実務から増やしていく方法が見出せるなら、
それが1番の近道です!
ちなみに。
これは私個人の考え方ですが・・・。
私は責任者時代の採用では「プランナー学校」に行った方は
あまり採用しませんでした。
頭でっかちで、習ったことを全て正しいと思う傾向があるから。
目の前にいるお客様の言葉に反応出来ないのは
サービス業としても難しいと思います。
私はウェディングプランナーにはなんとなく進んでいくうちになっていましたが、
売上や成約率も高いトッププランナーになるにはそれなりの努力をしました。
それは・・・
知識もそうかもですが、お客様の要望に対してそれを現実のものに
するためにはどうしたらいいんだろう?と常に考え、
新しいプロデュースや演出に挑戦してきました。
今でもそうです!
この秋にも楽しみな結婚式があります!
学校の授業料を支払うより、
現場でノーギャラで経験を積む方がいいと私は考えます。
経験に勝るものはないですし!
あとは・・・
現場に出れば「向いている」「向いていない」がハッキリとしてきますよ。
プランナーになるには②も取り留めないことになってるような・・・。
また③があるかもしれません(笑)
明日は30度ぐらいに暑い1日のようですね。
私は事務所で大人しく仕事をしている予定です!
では明日もステキな1日になりますように!